高速道路においても、事故や故障によって路肩や本線上などに車が止まることがあり、後続車に追突されるなどして二次事故の原因となっています。
もし、走行中に事故や故障で自分の車が動かなくなった時は、次の措置を取って、二次事故発生防止などの安全確保に努めてください。
事故や故障の時は、車の移動ができる場合はできるだけ路肩や道路の左端へ車を移動し、非常点滅灯(ハザードランプ)や発炎筒、停止表示板を使用して、後続車へ合図を行ってください。
【故障等の場合の措置(道路交通法)】
故障その他の理由により、
本線車道、加速車線、減速車線、登坂車線、
これらに接する路肩、路側帯
において自動車を運転することができなくなったときは、故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。
停まった車の前後や車内での待機は、後続車に追突されるなどの事故が発生した場合、非常に危険です。
運転者も同乗者も、周囲に注意して、速やかにガードレールの外など、安全な場所に避難してください。
高速道路には、事故などに備えて「非常電話」が設置されています。
受話器を取るだけで、各高速道路会社の交通管制室などにつながる電話です。
停まっている車の状態や、故障の状況を直ちに知らせてください。
【次の事について、できるだけ詳しく教えてください。】
★ 発生場所
(非常電話の番号、上り線(○○方面)か下り線か)
★ 負傷者の有無
(人数、負傷状況、車内に閉じ込められた人がいないか)
★ 事故の状況
(関係車両の台数、停止している位置、火災の有無、他の車両の通行状況、路上散乱物の状況など)
★ 故障の原因
(パンク、オーバーヒート、ガス欠など)
★ 車の車種や大きさ
(普通車、大型貨物車、バイクなど)
NEXCOが管理する高速道路では、非常電話は、約1kmおき(トンネル内は200mおき)に設置されています。
交通事故・落下物・路面陥没などを発見されたときは、固定電話・携帯電話から、
道路緊急ダイヤル 「#9910」
でご連絡ください。
自動音声ガイダンス従い対象道路番号を押すと、各道路管理者につながります。
高速道路上でのパンクによる故障や事故が多発しています。
高速道路を利用する際は、出発前にタイヤ・バッテリー・燃料等の点検を。
発煙筒、停止表示板は必ず携行してください。
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