振り込め詐欺にご用心‼
振り込め詐欺の手口として
- いわゆるオレオレ詐欺
- 架空請求詐欺(恐喝)事件
- 融資保証金詐欺事件
があります。
いわゆるオレオレ詐欺〜犯行手口あれこれ
- 息子や孫、親戚を装い「お金が必要なので、口座にお金を振り込んで。」と言う。
(騙す口実としては、喧嘩・交通事故の示談、借金返済等が多い。) - 電話をかけ、「俺だよ、俺」等と自らは名乗らず、相手方に親族と思い込ませて相手が「○○か?」と聞くと、「そう、○○だよ。」とその親族になりすまし、緊急にお金が必要だと泣きつく。(事前に名前を調べておいて、「○○だけど。」と、いきなり名乗る場合もある。)
- 「あとから○○さんから連絡がある。」と言って、一旦電話を切る場合や、携帯電話の番号を言ってかけさせる場合もある。
- 「父や母には内緒にしてほしい。」と、高齢者を頼っている振りをして、その心理をくすぐる。
- 「監禁されている。」等と身の危険な状態を装う場合もある。
- 一度振り込ませた後で、更に振込を要求する場合もある。
- 「サラ金から借りるしかない。」等と不安がらせる。
- 銀行等の閉店間際に振込を要求する等して、至急振り込むように言う。
被害に遭わないためのポイント
- 自分からは肉親の名前は言わず、相手に名乗らせましょう。 「俺だけど。」→「"俺"って誰ですか?」
- 電話を切った後、本人又は家族、関係者と連絡を取り、必ず事実かどうか確認しましょう。 確認できない段階で、お金を払う必要はありません。
- 不審な電話があった場合、すぐに送金しないで、直ちに警察に通報してください。
- 脅迫めいた言動を受けることもあると思いますが、慌てず毅然とした態度で対応するようにしましょう。
ご家族・関係者の方へ
ご家族の皆さんで、、このような犯罪が起こっていることを話題にして、同じような犯罪で被害に遭わないようにしましょう。
特に高齢者の方は狙われやすいので、お爺ちゃん・お婆ちゃんにも、ご家族の方からしっかりお話ししておくようにお願いします。
疎遠になっている親戚の方(特に若い方)はいませんか?もし、思い当たる方がいるようなら、これを機会に連絡を取り、この事件の話や近況を伝えあいましょう。
その他、各県警察への情報提供をお願いします。
「あれっ?」「おかしいぞ。」と思ったり、被害に遭ってしまったらお気軽に最寄りの警察署又は各県警察本部までご連絡ください。
気をつけよう!振込詐欺の手口
「振り込め詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)」~「新聞やテレビで聞いて知っているから自分は大丈夫。」と思っていませんか?
時間の経過で手口が知れ渡ると、それとともに、犯罪者は新たな手口を考えていくもので、「振り込め詐欺(いわゆるオレオレ詐欺)」の変形版とでもいったような事例が最近発生しています。(実際に四国内での事例もあります。)
他人へのなりすましという点は同じなのですが、なりすます相手が被害者の親族とは限られなくなっています。実際に起こった事例を以下に記載しておりますので、防犯の参考にしてください。
- 警察官騙り詐欺
- 警察官でない者が、警察官であると偽り、被害者を信用させた上で現金をだまし取った事例。
- 社会保険庁職員騙り詐欺
- 警察官騙り詐欺の場合と同様に、社会保険庁職員等であると偽り、相手を信用させた上で、現金をだまし取った事例。
- その他の新手の騙り詐欺
- 上記以外にも、犯罪者達は自分の身分や目的を様々に偽り、虎視眈々と獲物を狙っています。